赤ちゃんを育てる為に抱っこ紐は必需品です。最低でも1年は毎日使う物でなので、抱っこ紐への妥協はオススメしません。
私自身が熟慮の末に購入したベビービョルン、エルゴベビー2つの抱っこ紐について、私と妻の使用感を交えたメリット、デメリットを紹介します。
※私がレビューしているベビービョルンのベビーキャリアは「ベビーキャリアONE」ではなく、腰ベルトの無い「ベビーキャリア オリジナル」です。構造的にまったく違うのでご注意ください。
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目次
ベビービョルン ベビーキャリア オリジナル
※画像が暗くて色褪せして見えますが、実際はまったく褪せていません。
以下、私自身の感想と妻の意見を交えたベビーキャリアの特徴です。
最近ベビーキャリアONEという製品が発売されましたが、今回紹介するベビーキャリアオリジナルとは構造的にまったく別物ですのでご注意ください。
首の座らない新生児から使える
何よりもベビービョルンの良さは単体で新生児から使えることだと思います。
我が家ではエルゴ+インサートを最初に使ったのですが、すぐにベビービョルンに変更し、その後首が座るまでエルゴベビーの出番はありませんでした。
価格が安い
まともな抱っこ紐の中では安い部類かと思います。エルゴと比べると約半額くらい。
首が座るまでの利用と考えると高いかもしれませんが、いろいろと母親への負担の多いこの時期を少しでも快適に過ごす為と思えば安い物です。(一応11kgまで使える設計だそうです。)
ベビービョルン 【日本正規品保証付】 ベビーキャリア オリジナル シティネイビー 023051
322件(2015/1/6現在)も評価がついていて星1つの低い評価が0っていうのも凄い!
前向きだっこができる
これが意外と良かったりします。
我が家では首が座った頃からエルゴベビーがメインでしたが、動物園や水族館等子供に見せてあげたい物がある時はベビービョルンで前向きだっこしています。
同じ目線で色々な物が見れていいですよ。
体への負担が大きい 特に肩、背中への負担が結構ある
これが一番の欠点な気がします。
構造上肩と背中に負担がかかるのですが、5kgを超えたあたりからちょっと辛くなります。
我が家のように首が座るまでしか使わないようであれば、たいした問題では無いと思います。
着脱が楽
先に肩紐を付けられるので装着は本当に楽です。
背中に手を伸ばす必要も無理な体制をする必要もありません。(エルゴの背中のバックルは体が固い私なんかでは結構辛いです。)
抱っこした状態から簡単に寝かせられるのもとても良いですね。
抱っこ紐に入れて子供を寝かしつけても外すのに手間取っていると子供が起きてしまいます。
子育てしたことある人ならわかると思いますが、疲れている中やっと寝かしつけたのに、下ろそうとして起きられた時の辛さは半端無いです。
ベビービョルンは子供の体制を変えずにそーっと子供を下ろせる点が構造的に優れていると思います。
1歳近くなると結構窮屈
調整できるようにはなっていますが、半年くらいからちょっと窮屈になりだします。特に男性がつけるときついです。
トイレに行きやすい
と妻が言ってました。
抱っこ中にトイレに行きたくなるシーンは何回もあります。
出先のトイレで子供を座らせる椅子がたまにあったりしますが、生まれて数ヶ月は座らせることもできません。
一部ベッドがあるトイレもあるようですが、本当に稀ですよね。
ベビービヨルンは腰にベルトがないので、抱っこしたまま用を足すのも楽です。
妻的にはオススメできる最大の理由らしいです。
以上、私が実際に使って感じたベビービョルンの特徴です。
体への負担が大きいというデメリットはありますが、新生児~首が座るまでの時期や、前向き抱っこで使う分には非常にオススメできる抱っこ紐です。
エルゴベビー オーガニック
※写真はレインカバーがついています。
人気の抱っこ紐です。我が家でも利用期間は長く、恐らく抱っこ紐卒業まで使うと思います。
以下、私の感想と妻の意見を交えた特徴です。
体への負担が少ない
エルゴが使われる理由のナンバー1がこれだと思います。
構造的に腰で支えるようにできているので、肩や背中への負担が軽いです。
初めての抱っこ紐がエルゴだとわかりませんが、他の抱っこ紐を使った後に使うと感動レベルの負担減です。
紐自体に厚みがあるので、食い込みも殆どありません。
といっても何の苦も無いわけではありません。
勘違いしないでください。数キロ~十数キロの物を担ぐのですからそれなりに疲れます。
新生児には向かないかも
専用のインサートを使うと新生児から使えますが、インサートを使った着脱は面倒ですし、赤ちゃんも暑苦しそうです。
せっかく買ったインサートの出番は少なかったです。
参考:エルゴのインファントインサートを紹介しますが、首が座るまでは別の抱っこ紐がいいかも。
ポケットがついている
ポケットがついているので、家の鍵やSUICAを入れるのに便利です。
抱っこ状態で両手を使ってカバンから物を出し入れするのは結構大変です。
コツを掴めば片手で出し入れできるので、よくつかう小物を入れておくのに便利ですよ。
着脱がちょっと面倒
3ステップで終わるので、それ程面倒ではないのですが、ベビービョルンと比べると少し大変です。
既にかきましたが、背中のバックルを止めるのが体の硬い人にはちょっと大変かもしれません。
一人でおんぶするのは大変
これはエルゴに限ったことでは無いと思いますが、おんぶするのは大変です。
妻は普通に前抱き→片手で両方の紐を持つ→勢い付けて後ろに回す というちょっと危ない方法でおんぶして家事等しています。
※追記 子供が大きくなってからは椅子に座って子供に背中にしがみつかせてからエルゴ装着しています。
前向き抱っこはできない
殆どの抱っこ紐は前向きできないと思うので欠点とは言いませんが、前向きで使いたいシーンってあるんですよね。
※前向き抱っこができるエルゴベビーFour position360というのもありますが、まったくの別物です。
試着してみましたが、腰ベルト長すぎだし、マジックテープというも残念。
頭のカバーがイイ
普段はダランとしているヘッドサポート?的な奴ですが、子供が寝て頭が後ろに行ってしまうのを防ぐことができます。
たまにおんぶで上向きながら寝てる子見ますけど、その体制で歩いてて平気なのかと心配になります。
男性がつけても余裕がある
ハワイのメーカーが作っているだけあって結構大きいです。
男性がつけても窮屈さはありません。
旦那に子供を抱っこさせる為にもエルゴはオススメです。
いくらエルゴが疲れにくいと言っても、長時間抱っこすれば疲れます。
長時間の移動の際は旦那に抱っこさせましょう。
ちょっとかさばるかも
腰や肩部分は負担軽減の為に結構分厚くできているので多少かさばりますが、最近の抱っこ紐では普通ですかね。
コンパクトに畳めるので問題ないレベルです。
ベビービヨルンは折り曲げられないので、エルゴのほうがコンパクトになります。
オーガニックは色あせする
色褪せが結構目立ちます。
利用頻度も高いので仕方ないかもしれませんが、古くなった感が出やすいです。
外して良く見ないとわかりませんけどね。
普通に装着状態ではわかりにくいので、私はそれ程気にしていません。
外した状態だとちょっと劣化が目立つだけで、他人が使っているのを見て古くなってるようには見えたことは無いです。
以上、私と妻が実際に使って感じたエルゴベビーの特徴です。
どちらが良いというわけではないです。
2つの抱っこ紐を比較しながら書きましたが、どっちが良いというわけではありません。
それぞれ向き、不向きがありますので、子供に合わせて使い分けましょう。
おすすめは首が座るまではベビービヨルンで、首が座ったらエルゴにすることです。
追記:2014/11/8
そろろそろ1歳半になりますが、毎日エルゴを使っています。
↑先日の旅行中も役立ちました。抱っこはしているのは私です。
1度背中のプラスチックの留め具が壊れて修理しましたが、破れ等は無いのでまだまだ使えそうです。
エルゴの正規品は2年間の保証がついており、万が一壊れた際は無償修理してくれることはもちろんのこと、修理期間中は同じものを貸し出してくれるので安心です。