ネットでいろいろ調べて実際に私が行った購入までの過程を紹介します。
私が購入したのはパジェロですが、他の車種でも通用すると思うのでこれから購入を考えている方は是非参考にしてみてください。
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目次
- STEP0-1 強い意志を持ちましょう。
- STEP0-2 車の購入価格だけではなくトータルコストで見ましょう
- STEP1 本命車の選定
- STEP2 ライバル車を知る
- STEP3 購入時期の決定 決算期を狙え!
- STEP4 ライバル車の見積もりを取りにディーラーへ
- STEP5 本命車の見積もりを取りにディーラーへ
- STEP6 複数ディーラーまわりましょう。
- STEP7 下取り車の価値を知る
- STEP8 ローンで支払い予定の場合は銀行等のマイカーローンも検討しましょう。
- STEP9 ライバル車ディーラー交渉二回目
- STEP10 本命車ディーラー訪問2回目
- STEP11 必要オプションの確定
- STEP12 ライバル車最終交渉
- STEP13 本命車最終交渉
STEP0-1 強い意志を持ちましょう。
まず初めに心の準備です。ディーラーとの交渉は人と人なので、楽ではありません。
強気に押し切る人や、情に訴えてくる人もいます。
欲しい車を何がなんでも納得の価格で購入するという強い意志を持ちましょう。
あなたの交渉次第で何万円も何十万円も変わってくるのです。
普段は優しいあなたも車の購入に関しては厳しく行きましょう!
STEP0-2 車の購入価格だけではなくトータルコストで見ましょう
車の購入には下取りや廃車、ローン金利、自動車保険の加入等、お金に関して付随するものがあります。
購入価格にばかり目が行きがちですが、トータルで考える事を忘れないようにしましょう。
特に自動車保険は毎年支払いが発生するものなので、安くしたければディーラーでは加入せず、ネットで一括見積もりしましょう。
倍くらい違うケースはよくあります。
自動車保険の加入は納車前までに済ませば良いので、購入が決まってからよく検討しましょう。
では、新車の値引きを最大限引き出す13のステップの紹介です。
STEP1 本命車の選定
買いたい車がなければ始まりません。
まずはどの車を購入するか決めましょう。
迷っている場合は複数でも構いませんが、できればメーカーの違うライバル車が望ましいです。
例としてはアクア&フィット、アルファード&エルグランド、ワゴンR&Nワゴンといった感じです。
STEP2 ライバル車を知る
ディーラーとの交渉でライバル車と迷っていると伝えるのは有効な交渉術です。
買うことを前提に交渉したのでは大幅な値引きは期待できません。
他のメーカーのライバル車と迷っていると伝えることで、担当者は逃がすまいと値引きをしてきます。
欲しいクルマが決まったらSTEP1で書いたような、他メーカーの同価格帯で似たような車種を調べておきましょう。
本命より安いくらいがちょうどいいです。
STEP3 購入時期の決定 決算期を狙え!
自動車業界では3月と9月決算が殆どなので、決算前は1台でも多く販売したい為、通常より多い値引きが期待できます。
その為、この時期に購入を合わせるとお得に購入できる可能性が上がるのです。
注意して欲しいのはこの3月もしくは9月に契約すればいいのではなく、3月中もしくは9月中に納車される必要があります。
その為、申込みからどのくらいで納車されるかも事前に調べておきましょう。人気車だと納車まで数ヶ月かかる場合もあります。
STEP4 ライバル車の見積もりを取りにディーラーへ
STEP5が先でも構わないのですが、私の場合はまずライバル車を見に行きました。決算月の2ヶ月前です。
軽く試乗をして見積もりを取ります。フロアマット、ナビ、ETC、バックモニタ等、最終的に必要なくても見積もりに入れてもらいます。
下取りの査定もしてもらいました。(0円=下取り不可でしたが。)乗り換えの人はディーラーで売る予定がなくても査定してもらいましょう。理由は後で説明します。
ここではあまり値引きは要求しません。
STEP5 本命車の見積もりを取りにディーラーへ
本命車の見積もりを取りにディーラーへ行きます。やることはSTEP4と同じです。
ライバル車と迷ってると伝えることを忘れずに。
こっちでも下取りは不可でした。
STEP6 複数ディーラーまわりましょう。
本命、ライバル車共に同車種を扱う別ディーラーにも行きましょう。他県でも構いません。
車は他県でも問題なく買えます。実際に私は他県で購入しました。
居住地と遠いとディーラーの担当者に見積もり目的だと疑われますが、実家が近いとでも言っておけば問題ないです。
別のディーラーに行くことによって、ディーラーによって見積額・下取り額・オプション取り付け工賃等に違いがあることがわかります。
また、押しの強い担当者に当たった場合、後の交渉には不利ですので注意しましょう。
複数のディーラー回りは大変という方はオートックワンという複数のディーラーから新車の見積もりが取れるサービスがあるので、せめてこれだけでも利用しましょう。
STEP7 下取り車の価値を知る
下取り車がある場合は価値を調べておきましょう。私はこれをやっていたので、約12万円得したとはっきり言えます。
下取り車の価値を調べるには自動車の一括見積もりが便利です。
間違いなくディーラーより高値をつけてきます。また、売れないと思っている車でも意外と売れたりします。私の車も値段はつかないと思ったのですが、3万円の値段をつけてきた業者がいました。
間違ってもディーラーの初回の言い値で下取りに出すようなことはしないように!
廃車となる場合、時期や車検の残りにもよりますが、税金の還付があります。このあたりを伝えずに無料で引き取ってあげるとか言う悪い奴らがいるので注意が必要です。
一括見積もりでもディーラーでも下取り不可能で廃車となる場合は、廃車買い取りの見積もりをとってみましょう。
車は金属(資源)の塊です。価値が無いわけがありません。古かろうが、汚かろうが、事故車であろうが価値はあるのです。
STEP8 ローンで支払い予定の場合は銀行等のマイカーローンも検討しましょう。
ローンには金利がつきますが、購入するのが高額な車だけに1%の金利は正直言ってばかにできません。
例えば300万の借金を5年で支払った場合、金利5%と4%では8万円くらいの違いが出ます。
銀行等では安い金利で借りられる場合もあるので、取引のある銀行やJA等でローンの審査を事前にしてみましょう。
STEP9 ライバル車ディーラー交渉二回目
私の場合は実際に最後まで悩んでいたので本気の交渉でしたが、本命に決まっている場合でもここは本当に購入するような感じで交渉しましょう。
ディーラー訪問前には担当者に伺う旨連絡しましょう。平日行ける場合は平日のほうが担当者とじっくり交渉できるのでオススメです。
ここで軽く値引き交渉をします。
以下値引き交渉のポイントです。
- 車両本体価格
- オプション価格
- オプション取り付け工賃
- ローン金利
- 下取り価格
車両本体価格は売れてる車なら通常30万も引けたらかなり良いほうだと思います。
オプションや工賃は付けた額にもよりますが、3分の1くらい行きたいですね。三回目の交渉が苦でなければ多少いらないオプションは残しておきましょう。
下取りもディーラーが提示する額が低くてもディーラーに出す方向で話を進めます。これは下取り車を安く買い取り、その分値引きを大きく見せるようなことがあるからです。
ローン金利はここで最大限下げられるよう交渉しましょう。間違いなく最初に出された金利よりは低くなります。運が良ければ銀行なんかより安くなります。
STEP10 本命車ディーラー訪問2回目
STEP9直後の訪問がベストです。
基本的に内容はSTEP9と同じですが、ライバル車のほうが優勢だということを匂わせましょう。
私の場合、この時点で価格差が50万くらいあったので予算的に厳しいと伝えるものの、かっこいいよねとか言ってました。実際そうだったので。
STEP11 必要オプションの確定
不要なオプションを決定します。
余程理由が無い限りディーラーのナビ、ETCは高くてオススメできません。フロアマットもネットで手に入ります。
最終交渉に入る前にディーラーでしかつけられないオプションを確定します。
ネットで手に入るフロアマットはデザインも選べて安いのでオススメです。
ちょっと見たくらいでは純正かどうかなんてわかりませんし。
ナビ、ETCはkakaku.comで売れ筋を見ると良いでしょう。
STEP12 ライバル車最終交渉
前振りのような物なので、軽くで構いません。
私の場合は本当に最期の最後まで迷っていたので、本気の交渉でしたが。
最終的に値引きの限界を感じて今日中に連絡すると言って出ました。
STEP13 本命車最終交渉
ライバル車の最終交渉直後にライバル車にしようと思ったけど、やっぱり気になるから最後にもう一度話をきけるようお願いします。
本命の担当には今日満足行く結果が得られなければライバル車に決めるといった感じを伝えます。
私の場合は「今日中に結果を出してライバル車の担当の携帯に電話することになってる」と伝えました。
ここからが本番です。
無理を承知で以下の条件を提示し、これで良ければ今日契約するし、無理なら即ライバル車買いに行くと伝えましょう。
- いくつかのオプションは辞めるが、車両本体とオプションの値引きはそのままにして欲しい
- 納車費用は取りに来るからなくして欲しい
- 車庫証明は自分で取ってくるからなくして欲しい(簡単な手続きなので、自分でやりましょう)
- 下取り車は民間に出すことにした(ある場合で、民間の見積のほうが高い場合)
全ては難しいかもしれませんが、ある程度は行けると思います。
他にも持ち込みナビの取り付けや、ガソリン満タン納車くらい言ってもいいかもしれません。
実際に私が出した最後の条件は以下です。最終交渉前で車両29万とオプション+工賃で25万の値引きでした。
- ナビ、ETC、バックモニター、を含めいくつかのオプション(40万円相当)は辞めるが、車両とオプションの値引きはそのまま
- ナビ、ETC、バックモニターを他で買ってくるから取り付けて欲しい
- 納車費用は取りに来るから無し
- 車庫証明は自分で取るから無し
最終的に契約した条件が以下
- 車両の値引きはそのまま29万
- オプションの値引きは20→10万に
- ナビ、ETC、バックモニタの持ち込み取り付けはOKだが、取り付け工賃はオプションと同様にもらう
- 納車費用はOK、車庫証明は会社の決まりで外せない
- 書類に記載はできないが、買い取り不可であった車を15万円で下取りする
- ガソリン満タン納車
車の下取り価格が民間で3万だったのに15万と言われ驚きました。
結局車両29万+オプション10万+下取りが民間+12万だったので、計51万円の値引きをGETしました。