最近デロンギのオイルヒーターのCMをよく見ます。
エアコンとは違い喉や肌にやさしいので、購入を検討している人も多いかと思いますが、気になるのが電気代ですよね。
実際にワットモニターを使用してどのくらいの電気代がかかるか調べてみました。
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目次
消費電力から計算した電気代について
市販されているオイルヒーターの多くは最大消費電力が暖かさの目安として記載されています。
だいたい600W~1500Wです。
ワット数別の電気代を計算してみます。
消費電力/時間 | 1時間 | 1日 |
600W | 14.4円 | 345.6円 |
900W | 21.6円 | 518.4円 |
1200W | 28.8円 | 691.2円 |
1500W | 36円 | 864円 |
1kwhあたり24円で計算(だいたいこのくらいです)。
仮に1500Wのオイルヒーターが最大出力で1時間動作した際の電気代は36円で、1日864円、30日で25,920円
実際の電気料金は利用環境によって異なります
実際は常に最大出力で動作する訳では無いので上の表のように電気代の単純計算はできません。
部屋が温まっていれば消費電力は抑えられますし、暖房効率の悪い部屋だったりするといつまでたっても最大出力での動作となり電気代も高くなります。
実際にどのくらいの電気代がかかるか計測してみました
我が家では布団をかぶらない1歳児がいるので、就寝時にオイルヒーターを使用しています。
実際にワットモニターを使ってどのくらいの電気代がかかるか計測してみました。
我が家のオイルヒーター
実家からもらってきた山善のH-1208Tという最大1200Wのオイルヒーターです。
現在は後継の機種が出ていて、Amazonのオイルヒーター部門では1位になってますね。
山善(YAMAZEN) オイルヒーター(1200/700/500W 3段階切替式)(温度調節機能付) ホワイト DO-L122(W)
この機種の良いところは最大出力が500W,700W,1200Wと切り替えられるので、低く設定しておけばどんなに寒くても設定以上に電気を消費することはありません。
また、デロンギ等と比べて本体価格が半額近いのもうれしいところ。
夜8時から翌朝7時までの11時間で112円でした
ワットモニターを確認したところ、112円でした。
1200Wのオイルヒーターなので、最大出力で利用すると316円くらいかかりますが、出力を下げて使用しているのでこの程度でした。
設定は500Wで、出力調整のつまみは半分くらいに設定
低い出力なので、ポカポカする程暖かくはなりませんが、子供が布団なしで寝て体調を崩さない程度には温かいです。
当然子供には着る毛布や、レッグウォーマー等を着せ、大人は普通に羽毛布団で寝ています。
追記 実家のオイルヒーターでも計測してきました
実家でも寝る際にオイルヒーターを使っているのでワットモニター持参で計測してきました。
Electroluxの1200Wのオイルヒーターです。
このオイルヒーターはワット数の設定ではなく、温度で設定なので18度に設定して就寝。
結果↓
約11時間30分でかかった電気代は138円です。
エアコンとオイルヒーターの電気代を比較
オイルヒーターの最大のデメリットは電気代が高い(=暖房効率が悪い)ということです。
同じ部屋を同じ室温にする場合でエアコンと比較するとオイルヒーターは数倍の電気料金がかかります。
光熱費で選ぶのであれば間違いなくオイルヒーターはオススメできません。
ガスヒーターや、石油ファンヒーターと比較しても圧倒的に効率が悪いです。
追記 我が家の1月の電気料金
参考までに我が家の1月の電気料金(12月19日~1月20日)です。
我が家の電気の利用状況を簡単に説明します。
- 首都圏の3LDKマンション
- 暖房は全てエアコン(3台)
- 居間(15畳)のエアコンは1日8時間使用
- 洋室(8畳)のエアコンは1日8時間使用
- 和室(8畳)のエアコンは1日1時間使用(寝る前に部屋を暖める為)
- 和室(8畳)ではオイルヒーターを1日11時間使用
- 加湿空気清浄機2台が24時間稼働
- デスクトップPC2台が1日12時間稼働
↑こんな感じで1月は13,465円でした。
年末正月は結構家を開けた(たぶん10日くらいは家にいなかった)ので結構安めです。
ちなみに昨年は
16,302円でした。
弱めの設定が料金や快適さを得るにはちょうどいいかも
オイルヒーターで外気温が一桁の時に室内を25度とかにしようとすれば当然電気代も跳ね上がります。
ちょっと肌寒いくらいの室温(15度以上)くらいの設定で使うと電気代もそこそこに暖かさもえられるのでちょうど良いかと。
我が家では寝室で寝るときに低めの設定で使っていますが、十分快適です。
寒くはないので、寝起きに布団から出たくないということもありません。
電気代が理由で敬遠されがちなオイルヒーターですが、利用シーンを限定すればオオススメできますよー