東京マラソン2015に始めて参加して完全にハマりました。
来年も是非出たいと思うのですが、参加するには倍率10倍を超える抽選という高いハードルがあります。
少しでも当選確率を上げる為に色々と調べてみたので紹介します。
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目次
よく知られている方法
よく知られていて、確実に当選確率が上がる方法としてはプレミアムメンバー登録ですね。
皆さんご存知かと思いますが、知らない方は↓を読んでみてください。
この記事ではこんな当たり前のことではなく、別の視点から当選確率を上げる方法を探って行きます。
フルマラソン参加経験が抽選結果に影響している?!
東京マラソンはフルマラソン未経験者でも参加できますが、一般応募時はフルマラソンへの参加経験とベストタイムの申告が必要です。
ここでの申告が抽選結果に大きく影響していると思われます。
というのも、もし一般参加の抽選が完全に公平に行われていた場合、2つの問題が起こるからです。
リタイヤ者続出の可能性
もし未経験者が大量に当選した場合どうなるでしょう?
確実に多数のリタイヤ者が出てしまいます。
リタイヤした人はバスで回収してゴールまで運ばなくてはいけない為、多数のリタイヤ者が出ると運営側は困ります。
ちなみに今回のマラソンで用意された回収用のバスは46台です。
1台に40人乗れたとして1800人程度しか運べません。
バスが往復すればもっと運べますが、3000人もリタイヤする人が出た場合、スムーズな回収はほぼ無理でしょう。
その為、フルマラソン未経験者の当選枠は限られていると思われます。
ペースに偏りが出る可能性
また、公平な抽選ではペースに偏りがでる可能性があります。
走るペースに偏りができると途中の給水や給食、トイレ、ゴール、ゴール後の更衣室が混雑していまいます。
ゴールはそれなりに広く設置されてはいますが、皆さんゴール後は疲れ果てていたり、記念撮影をしたりして立ち止まります。
一度に大量の人間がゴールすればゴールは混雑し、最悪ゴール前渋滞なんてことになりかねません。
また、後半にゴールする人が多すぎればゴール会場の撤去時間にも影響が出てしまいます。
上記のような理由で運営側はランナーのペースに偏りが出過ぎないようにベストタイムや参加経験を参考に当選者を決定しているとも思われます。
一般参加者の完走タイムを分析してみる
ここで国内の一般参加者の完走タイム分布を見てください。
※以下のデータは公式に発表されたデータではなく独自調査の為、正確ではありません。
- 3時間未満 189人
- 3時間以上4時間未満 5072人
- 4時間以上5時間未満 9137人
- 5時間以上6時間未満 6907人
- 6時間以上7時間未満 2287人
上記は独自に調査した国内一般参加者の完走タイム分布です。
国内一般参加者なので、招待選手、エリート、準エリート、海外から参加した人は含みません。
注目していただきたいのは~4時間でゴールした合計5261人です。
そして、独自に調査した完走者の合計は23592人でした。
フルマラソン経験のある方ならわかると思いますが、4時間以内の完走は簡単ではありません。
にも関わらず、22.3%もの人が4時間を切るタイムでゴールしています。
公平な抽選をしてこんなにも多くの早いランナーが当選しますでしょうか?
異常な程高い完走率
2015年東京マラソンの完走率は96.4%とかなり高いです。
遊び半分で申し込んでいる人も多い中、公平な抽選の結果選ばれた人達が走ったとしてこんな高い完走率が出るでしょうか?
準エリート枠新設の理由
2015年大会より準エリート枠1000人が設けられました。
参加者の募集総数に変わりはないので、当然一般参加枠が減っています。
準エリート枠新設の理由は大会を盛り上げる意味合いもあるとは思いますが、早いランナーに参加してもらうことでペースにばらつきをもらせる意味合いもあるかもしれません。
ここまでのまとめ
以上のような運営側の事情を踏まえて考えると、一般参加の抽選は公平ではなく、フルマラソン完走経験者に有利となっています。
その為、東京マラソン応募前にフルマラソンの出場経験を作っておくと当選確率は上がると思われます。
加えて、自己ベストタイムは早いほうが更に有利だとは思いますが、自己ベストタイム別に枠が設けられているとしたら6時間〜でゴールする人が少ないので、6〜6時間半くらいの自己ベストタイムでも若干当選確率は上がるかもしれません。
さすがに自己ベストが7時間になると、参加経験無しと同等の扱いを受けると思うので、6時間くらいが穴場かも。
※当サイト管理人の憶測ですので、ご注意ください。
その他抽選に関する噂
その他、ネットで見かけた抽選に関する噂を紹介します。
財団主催イベントへの参加で当選確率アップ?
東京マラソン財団が主催するランニングイベントに参加すると当選確率が上がるという話です。
イベントでいつも顔を合わせるメンバーは決まって当選しているといった書き込みを見かけました。
イベント参加で走れることをアピールできますし、もしかするとあるかもしれませんね。
陸連登録者は当選に有利?
参加者の方はオフィシャルガイドを見てもらえばわかると思いますが、陸連登録者は名簿が分けられています。
一般応募で当選した陸連登録者は当サイト独自集計によると2554人です。
一般参加者34,161人(独自集計)から見ると陸連登録者の割合は7%程度です。
この数字が多いか少ないのか知る為に陸連登録者数を調べてみたところ、2014年末時点で30万人以上いるらしいので、東京マラソン参加者のうち陸連登録者の割合が7%というのは特に異常な数字ではないようです。
ということで、参加者数から見て陸連登録者が有利だという根拠は見つけられません。
登録することにより当選に不利になることは無いと思うので、気になる人は登録しても良いかも。
※陸連登録者は東京マラソンのスタート位置がかなり前方になります。
ゼッケン番号でスタート位置はわかるので、前の方からスタートしたにも関わらず遅いとちょっと恥ずかしいかも。
コネ参加がある?
スポンサー企業の方の口添えがあれば当選確率が上がるというより参加できると言った話です。
スポンサー企業の方も結構走ってたので、スポンサー枠のような物もありそうですね。
あまり露骨にやると非難の声が上がりそうなので、あったとしても利用できる人は極僅かでしょう。
地方からの参加は有利?
地方から参加してくれる人のほうが宿泊費やらでお金を落としてくれるので有利という噂です。
調べたところ参加者の7割近くが関東だったのでなんとも言えません。
女性は有利?
女性の応募者のほうが少ないので、女性の当選確率は高いのでは?ということです。
これに関してはあり得ると思います。
2015年の男女比はだいたい8:2くらいでした。
あまり女性が増えるとトイレや更衣室の問題が出てくるので5:5にはならないとは思いますが、一定の割合で女性にも参加してもらいたいと思うので、応募者の少ない女性の当選確率は男性より高いのではないでしょうか。
海外からの応募は有利?
これはあり得ると思います。
独自調査による海外からの参加者の一般当選者数は5562人でした。
一般当選者34161人から計算すると海外参加者の当選者の割合は16%です。
この数字かなり高く感じます。
公平な抽選が行われていたとすると、全応募者は305,734人なので、海外からの応募者が約5万人もいたということになります。
実際のところはわかりませんが、海外からの参加枠が用意されていると考えるのが自然ではないでしょうか。
※コメント欄にて海外参加枠は6000人との情報を頂きました。
応募時期が当選に影響?
応募期限ギリギリに申し込んだほうが当選しやすいといった書き込みを見つけました。
人の手で参加者を選んでいるのであればあり得ると思いますが、30万人もの応募者の中から参加者を選ぶのですから、機械的に選んでいると考えるのが自然です。
応募時期はあまり関係ないと思われます。
以上、当選確率を上げる方法の紹介でした。
海外枠は決まっているようですよ。
6000人。