給食費の支払いは月々数千円と一見少額にも見えますが、毎月の支払いなので複数子供がいたりすると結構な負担ですよね。
世の中には低収入で給食費が払えなくて滞納している家庭もあるようですが、各市町村には給食費の支払いを援助する制度が必ずあります。
給食費の未払い問題はあなただけの問題ではありません。
他人にも迷惑をかける事態となりますので、毎月の支払いが辛いようでしたら援助を受けることも検討して何より滞納をしないようにしてください。
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給食費の援助制度について
給食費の援助を目的として用意されている制度はありませんが、市町村は経済的な理由で就学が困難になる状況を助ける就学援助という制度があります。
給食費の援助はこの就学援助の中に含まれており、殆どの市町村で給食費の実費が支給されます。
実費=全額ですので、就学援助を受ければ保護者の給食費の負担はなくなるということです。
給食費に免除はある?
無収入の世帯や生活保護を受けている世帯なら給食費の支払いを免除(免責)されるかと言うとそんなことはありません。
給食費の支払いは必ず必要です。
ただし、上に書いたように就学援助を受ければ給食費実費の援助があるので、実質給食費が免除されているものと同じ状態です。
援助~給食費支払いまでの流れ
これは市町村によって異なるので一概には言えないのですが、多いケースとしては年に数回の支給日に就学援助金としてまとまった額が振り込まれるので、このお金を利用して給食費を通常通り支払う流れです。
一部市町村では直接給食費を支払ってくれるので別途徴収されることはありません。さいたま市なんかがこのケースです。
近頃は先に振り込まれた援助金を別の用途に使ってしまって給食費を滞納する人がいるので、直接支払いに転じる市町村も多いようです。
給食費援助のハードルは結構低い
詳細については就学援助を受けられる要件を調べてもらった方が良いのですが、この援助結構ハードルが低いです。
適用基準は市町村によって異なるものの、前年の収入を基準としている市町村が多いので、家や車を所持していて普通に生活しているように見える家庭でも援助を受けているケースもあるようです。
子供がいて手取りが300万円を切るような家庭では対象となる可能性も高いと思うので、給食費の支払いが辛い場合は市町村に問い合わせてみると良いかもしれません。
既に援助は受けているが支払いができない場合
本来援助を受けていれば給食費の支払いができないなんてことにはならないはずですが、一度手元に入金されてしまうと別の用途で物入りになった際に手を付けてしまい、結果給食費が支払えないという方もいるかと思います。
下記ページでは給食費が支払えない場合の対処法について紹介しているので、該当する方はご参考までに御覧ください。
上でも書いたように給食費を免除する術はありませんので。