自称プロ潮干狩ラー歴10年超の管理人がオススメする潮干狩りの道具や、持って行くと便利なアイテムを紹介します。
多くのアイテムは100円ショップでも手に入るので、近くにある方は覗いてみましょう。
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目次
潮干狩りに必須の道具9個
一般的に潮干狩りに必須と思われるアイテムの紹介です。
基本的に安価な物で、潮干狩りシーズンならホームセンターや、100円ショップでも揃えられます。
熊手
手でも掘れますが、熊手を使うのが基本です。
場所によっては固い砂地や、貝殻が多いところもあるので、持って行きましょう。
最近では100円ショップでも手に入りますが、クオリティはやはり100円並。
柄が抜けたりするので、100均で購入する場合は予備の購入をオススメします。
船橋の三番瀬のように管理されている有料潮干狩り場ではレンタルもありますので、たまに行くくらいならレンタルで良いでしょう。
見た目的によく採れそうに見えますが、私自身さほど違いを感じません。
はまぐりは大きいので、はまぐり狙いなら網が無いタイプをオススメします。
あさりなら多少取りこぼしを減らせると思うので、あさりを採りに行く方向けですが、網部分の抵抗が増えるので疲れも増します。
柄の先にカゴがついた鋤簾(じょれん)の使用には注意が必要です。
恐らくかなり効率的に採れる道具ですが、殆どの海岸では利用が禁止されています。
場所によっては海上保安庁に捕まるので、利用には注意しましょう。
昔、鹿島の海岸で捕まってる人を見ましたが、捕まっている光景は犯罪者そのものでした。
高額な罰金もあるらしいので、素人は手を出さないほうが良いです。
ざるや網
採った貝を一時的に入れておく物です。
大人1人につき1個あったほうが効率良いでしょう。
よく見かけるのはザルや小さなバケツです。
次いで多いのが潮干狩り用の小さな網
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 潮干狩り用ネットD× ME-1380
たまねぎが入ったネットなんかが代用できますが、強度の面で不安なので、大量に採る方は丈夫な物を選択しましょう。
丈夫で破れることはなく、これに入れておくと採った後が楽です。
※目が細かいネットは砂が抜けないので不向きです。
チャックを閉めれば完全に落ちないので、砂抜きの水の入れ替えや、貝をこすり荒いするのも楽ちんです!
有料潮干狩り場ではもらえるところもあります。(船橋の三番瀬はネットもらえました)
バケツ
バケツを選ぶ際の注意点としては、透明ではなく色付きの物で、フタ付きだと尚良いです。
また、水を入れて持ち歩くので強度も重要です。
フタ付きが良い理由ですが、採った貝は早く食べたいですよね?
あさりは暗くしてあげたほうが顔を出して潮を吹くので、砂も抜けやすいです。
色がついた蓋付きバケツなら中が暗くなるので、潮干狩り中から効率的に砂抜きが行えます。
また、帰りの車で水を入れたバケツを運ぶ際にもフタ付きのほうが水漏れの心配が少ないです。
手袋
手を保護するのにあったほうが良いです。
- 指先の荒れ
- 爪の間への汚れ混入
- 爪の割れ
- 怪我
手袋を使用することで上記のようなことを防げます。
特に効率を求める人は熊手ではなく、手掘りもすると思います。
素手で手掘りをすると間違いなく指先が痛みますので、手袋は必須です。
手掘りしない人はビニール手袋で十分ですが、手掘りをする人は破れにくい加工がされた薄手の作業用手袋がオススメです。
ミドリ安全 作業手袋 ハイグリップ ウレタン背抜き手袋 MHG200 L
このような手袋でも手掘りを1時間も続ければ指先が破れてきます。
そのくらい手掘りは手にダメージを与えますので、手袋は必須です。
大きめのゴミ袋
砂まみれの道具を入れたり、濡れた服を入れたり何かと重宝します。
車で水の入ったバケツを持ち帰るようなら、車に海水が溢れるのを防止する為にも使えます。
着替え
濡れる予定は無いから不要と考える人もいますが、大人も子供も必須です。
砂地に足を取られて転んだりすることもありますし、潮干狩りに熱中するあまり、水深が深い場所に行き濡れてる人を良く見ます。
水が深い場所は人も少ないこともあり、いっぱい採れそうな気がするんですよね。
実際にたくさん貝がいると、濡れることなど気にせず採りたくなるので、着替えは持って行きましょう!
タオル
水辺での作業なのでタオルは必須です。
数枚持って行きましょう。
小さいタオルと首に巻いておくと日焼け防止に良いです。
帽子
日差しが強い日はもちろんのこと、曇の日でも紫外線はそそがれています。
潮干狩りをする時間帯は日が真上から差してくるので、帽子は必ずかぶりましょう。
海辺は風が強いこともあるので、あご紐は必須です。
日焼け止め
普段外で仕事している人以外は長時間外にいるので、必ず塗りましょう。
上からだけでなく、海からの照り返しもあります。
手足、顔はもちろんのこと、首筋に塗ることをお忘れなく!
以上、潮干狩りに必須の持ち物の紹介でした!
子供がいる家庭は保険の用意も
子供の為の保険と言っても自分の子供の為ではありません。
他人に迷惑をかけた時の為の保険です。
潮干狩りに限らず長期に渡って安心を得られます。
潮干狩りにあると便利なアイテム
必須ではありませんが、潮干狩りにあると便利な持ち物の紹介です。
空のペットボトル
砂抜き用の海水を持ち帰るのに使用します。
人工の食塩水でも砂抜きは可能ですが、やはり海水を使用するのが一番効率的です。
2リットルの水を持って行って、現地では飲用にし、帰りは海水を入れると良いと思います。
アイリスオーヤマ ウォータータンク 10リットル WAT-10L
貝を入れることもできますが、傷がつくのでタンクが痛みます。
取り出しも大変なので、貝の持ち帰りには適しません。
だいたい目安として貝1kgに対して1リットルくらいあれば足ります。
十分な砂抜きをするには一日くらいは海水に入れておいたほうが良いのですが、丸一日同じ海水だと貝が死んでしまいます。
その為、交換用の海水を持ち帰りましょう。
4~5時間毎くらいに海水を替えてあげたほうが元気に潮を吹くので、砂もよく抜けます。
行きに真水を入れていくと帰りに手足を洗うのに重宝します。
タッパー
プラスチック製の密封容器です。車で貝を持ち帰るのに使用します。
我が家では車での移動時に水が溢れるのを防止する為にタッパーに入れて持ち帰ります。
念のためゴミ袋も使用するので、車への被害はまずありません。
ウェーダー
胸まである長靴のようなものです。
これがあれば濡れないので、膝くらいの深さまでなら掘りに行けます!
私のような潮干狩り好きになると、潮干狩りをするのが温かい季節の日中とは限りません。
クリスマス近くの夜中に潮干狩りしに行くために買いましたが、日中の潮干狩りでも水のあるところで掘りたいので毎回使用しています。
水があるところで貝掘りするには長靴では不十分なので、洗う場所と保管場所が自宅にある方にはオススメです。
サンシェード
家族に一人でも潮干狩りに以上に熱中する人がいると、他の家族の待ち時間が長いのであると便利です。
休憩場所としてレジャーシートも良いですが、サンシェードがあるとより快適ですよ。(待たせている側なので、よくわかりませんが。)
最近は殆どワンタッチ式ですが、安いものには設営が面倒な物があるので、注意が必要です。
ワンタッチ式のように手軽な物でないと絶対に出番が減るので、ワンタッチ式がオススメです。
キャリーカート
キャンパーズコレクション パワーキャリーカート60 ブラック BMC-31KD(BK)
駐車場から潮干狩り場所までは結構離れていることが多いので、あると便利です。
荷物が多いとゴムバンド一本では安定しないので、2,3本追加で購入したほうが良いです。
また、砂地で使うことを考えるとタイヤは大型の物を選びましょう。(大型のタイヤでも乾いた砂地では転がりが悪いです)
塩
もし潮干狩りに行く場所でマテ貝が採れるようであれば、塩を持って行きましょう。
今年初めて塩を使ってマテ貝を採りましたが、おもしろいです。
塩は1kg100円くらいの安いやつで十分ですが、サラサラのタイプにしましょう。
2015年は船橋三番瀬や葛西臨海公園の浜でマテ貝がいることを確認しました。
良い経験になりますよー
以上、潮干狩りに必須の持ち物と、あると便利なアイテムの紹介でした!
子供と一緒に潮干狩りに行く際の持ち物は下記を参考にどうぞ。
潮干狩り楽しんできてください!
バケツ(しかも自動車洗車用の吸われるタイプ)の「色つき!」は同意です。
場所によっては園芸用のタイヤ付も便利なのですが、砂を噛むとちょっと…
経験上、クリアタイプは紫外線での劣化が早く、使い込むと割れる場合があります。色つきでも素材上劣化し白っぽくはなりますが、そう簡単には割れません。
あと潮干狩りの定番は子供用?「そり」(本来雪上で遊ぶタイプ)が必須ですね。海上(浅瀬・砂上?)で移動するときに便利です。潮の関係で海面が少し上がってくればさらに楽に運べます。最近は潮干狩りグッズと一緒に並ぶホームセンターも見かけるようになりました。