花粉症で困っている人にはつらい時期が始まりましたね。
私もそんな花粉症に悩む1人です。
今回口コミを参考にフマキラーから発売されているアレルシャットという鼻に塗るタイプの花粉症対策クリームを購入し、約10日試したので紹介します。
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目次
マスクをつけたいのにマスクをつけられない
私がこの商品を購入したきっかけは花粉が多い日にマスクができない事情(マラソン)があったからです。
大会の天気予報を見ると花粉が非常に多い予報が出ており、何かないかと探した結果たどりついたのがこの商品です。
化粧崩れが気になる女性や、営業職の方等、マスクができない人も多いのではないでしょうか?
このクリームはそんな方々にピッタリの商品なのですが、気になるのは「効果があるか?」ですよね。
アレルシャットの効果は?
最初説明書も読まず適当に塗ったのですが、多少効果は感じるものの、絶大な効果は感じられませんでした。
容量を守らないと効果を発揮しない
説明書の使い方にはこうあります。
左右の鼻の穴(入口から約1cmまで)に対して、それぞれ約1cmのクリームを綿棒または指先に取り、まんべんなくぬってください。
約4時間おきに1日3~5回ぬってください。
最初私は指先に5mm程度取り、両方の鼻の入口付近に塗っただけでした。
十分な効果が得られない訳です。
再度多めのクリームを鼻の中(できるだけ広い範囲)に塗ることで効果を実感することができました。
花粉の飛散量が多い日なんかは花粉症の症状(くしゃみ、鼻水)で目覚め、その後眠れない事が多かったのですが、就寝前に塗り初めるようになってからは花粉症の症状で目覚めたことは今のところありません。
また、屋内であればほぼマスク無しで過ごせます。
このように私自身十分な効果を実感できましたが、このクリームで完全に鼻の花粉症対策が十分かと言うとそうでもありませんでした。
屋外での花粉対策には不十分カモ
花粉の多い日にクリームを塗って公園をジョギングしたのですが、さすがにクリームだけでは防ぎきれなかったようで、鼻水をすすりながらのマラソンとなってしまいました。
クリームのおかげで多少症状が緩和している気はしますが、やはり完全には防ぎきれませんでした。
ただ、花粉の多い日の公園のように極端に花粉の多そうな場所以外であれば、このクリームで効果が得られました。
私は軽度の花粉症ですが、屋内やちょっとした外出程度であればマスク無しのクリームだけでも大丈夫です。
万人に有効な訳ではなさそう
口コミを見てみると絶大な効果を実感されている方から、まったく効果が無いと言っている方がいます。
見た感じ症状の重さによって効果に違いがあるようですが、こればかりは使ってみないとわかりませんね。
臨床データを見てみた
独立行政法人 科学技術振興機構のサイトに同種の製品の臨床データが掲載されていました。
臨床に参加した人の約68%の人が使用感を「軽快」と感じ、約64%の人がアレルギー性鼻炎に「有用」と回答しています。
↑使用後の印象について。
やはり人それぞれ感じ方は違いますね。
妊婦や子供でも使える
商品説明によると、医薬品では無いので妊婦や子供にも使えるそうです。
妊娠中で薬が飲めない方には安全に症状の軽減が望める点は良いですし、マスクをつけない(つけたがらない)小さい子供にも塗るだけですので良さそう。
香料(無香料タイプ)、着色料、保存料を一切使っていないというのも安心ですね。
床で寝ている赤ちゃんのハウスダスト対策にも良さそうですが、赤ちゃんに使って問題ないのかな。
追記 販売元に問い合わせてみました。
販売元のフマキラーさんに赤ちゃんへの使用について問い合わせてみました。
「花粉鼻でブロック」の成分(精製炭化水素)は、リップクリームや軟膏の基材として使われる、無臭で刺激のないクリームです。お子様にもご使用いただけますし、口に入っても危険はありません。ただ、万一の場合を考慮して、お父様・お母様と意思疎通の図れる1歳以上のお子様でのご使用をお勧めしております。また、小さなお子様の場合、ミントの刺激のない無香料タイプを大人の半分程度の量(チューブから約5mm)で使用されることをお勧め致します。
使って感じたデメリット
デメリットという程ではありませんが、一応。
- ちょっと高い。(薬局で1000円前後)
- 鼻がムズムズして触りたくなる
値段のほうは一日3~5回塗って30日使えることを考えればそうでもないかも。
鼻がムズムズするのは花粉の症状と比べれば苦じゃないです。
以上、「アレルシャット 花粉 鼻でブロック」の紹介でした。
同じシリーズで、顔に吹きかけて花粉の吸い込みや目への混入を防ぐタイプもあるようです。
↑Amazonのランキングではこっちのほうが売れてるらしいです。そのうち試してみようかな。