今の賃貸マンションのトイレは温水洗浄便座がついていなかったので、引っ越しと同時に取り付けることに。
便座というとTOTOやINAXが有名ですが、Amazonで見ると東芝の温水洗浄便座SCS-T160が安くて機能も多い。
東芝なら日本のメーカーだし、まぁ大丈夫だろう。という安易な判断での購入でした。
安かったこともあり、実家の2階のトイレも温水洗浄便座が無かったので一緒に購入しました。
購入は2013年10月で、約一年半経過した本日時点でどちらも壊れて使えません。
今回はSCS-T160の故障の内容と、調べてわかった東芝製温水洗浄便座の注意点について紹介します。
広告
SCS-T160の故障内容
まずは実家のほうですが、1年2ヶ月程でノズルの挙動がおかしくなりました。
押しても出てこなかったり、引っ込んだと思ったらまた出てきて座っていない状態で水が出てたりと予想のできない動きに。
そして我が家のほうは1年半で通電せず。
コンセントを挿すと一瞬LEDが点灯するものの、すぐ消えてしまいます。
当然動作せず。
保証期間は1年なので、どちらも修理となると有償での修理となります。
修理した場合の費用
仮に修理した場合、どのくらいの費用になるのか東芝生活家電ご相談センターに問い合わせてみました。
まず、故障の診断だけで安くても税抜き3,200円(出張費用2,200円+診断費用1,000円)が必要になるとのこと。
出張費用は地域により値段が異なるそうですが、首都圏であれば恐らく2200円で済むと思われます。
更に診断の結果基盤交換が必要になった場合は16,000円~33,000円の費用が必要になるとのこと。
いくらで買ったのか忘れたので履歴を見てみる
購入価格は12,410円です。(今は若干値上がりしていますね。)
そんな修理費用で誰が修理するんだよ。。
東芝製では無い?
ネットで調べているとwikipediaに気になる記述がありました。
かつては松下電器産業「ビューティ・トワレ」のOEM品を細々と販売しており一時撤退していたが、近年になりサムスン電子からのOEM供給により韓国製の廉価商品を発売。価格の割に多機能であることから人気を呼びシェアを伸ばしている。しかし韓国製であることから品質、性能が若干劣るとの声もある。
サムスンのOEM?何それ。
取り外してラベルを見てみると確かに韓国製
特に韓国製でも私は気にしません。
今の家電はほぼ海外で作られており、国内で製造される物のほうが少ないので。
Made in(生産国)は気にしていませんが、Made by(どのメーカーによって作られたか)は重要です。
東芝製だと思っていたのですが、Kohier Novitaという韓国の会社が作った製品を東芝ブランドで出しているようです。
悪く言えば安い製品にブランド名を利用した付加価値をつけて売ってるだけ。
スゴい騙された気分
価格に騙されないで!
恐らくAmazonで「温水洗浄便座」や、「ウォシュレット」と検索した人の多くがこの製品に魅力を感じると思いますが、ちゃんとレビューには目を通してから購入しましょう。
最安値の商品なので、目が行きがちですが、よく見ればINAX製のウォシュレットが+1500円程で買えます。
INAXの保証期間は3年です。
+1,500円が高いのか安いのかは言うまでもありませんよね。
LIXIL・INAX温水洗浄暖房便座 シャワートイレシートタイプ
まだ届いていませんが、これからウォシュレットを購入する方には断然INAX製をオススメします。
追記 イメージの悪化を気にしないのでしょうかね・・
↑YAHOOで「東芝 ウォシュレット」と検索した結果です。
関連ワードの1位に「不具合」が入っているところから見て、未だに高い不良率なのではないかと思われます。
SCS-T160の発売は2010年の4月なので、もう何年も経過しており、この間にたくさんの不具合症状の報告を受けていると思われますが、改良している様子が見られませんね。
開発にお金をかけず、多少質が悪くても見かけのスペックが高くコストの安い商品に東芝という安心感を与え、とにかく数を売る。
こんな事してたら消費者のブランドに対する信用は落ちるばかりですよね。
うちのは9か月で故障の兆候が見られました。
(水が止まらなくなりました。)
粉飾決済のツケが回ってきた商品ですな!