カメラの充電器がもう一個欲しいなぁとネットで見ると3000円もした。
オークションを見たら1000円もしなかったので落札したけど、届いた商品がなんかおかしい。
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見た目はほぼ一緒
手元の100%純正品と見比べてみると殆ど一緒。
ちなみに購入したのは愛用しているNikon D5000のバッテリー EN-EL9 を充電する充電器 MH-23です。
正面から左が純正品で、右も純正品として購入したが怪しい品
側面 上が手持ちの純正
反対側面 上が手持ちの純正
背面 左が手持ちの純正
背面のシールが若干異なるが、他国で販売されている物だと思えば形状は同じなので同様の商品に見える。
なんか重さが違う
最初にアレッ?と感じたのが重さ
手持ちの純正充電器の方が明らかに重い。
計ってみる
手持ちの純正品は82g
オークション購入品は57g
誤差の範囲じゃない。
よく見てみるとおかしな点が。
外観を改めてよく見てみたところ、オークション購入品はおかしな点があった。
まずは電極
純正品は綺麗に並んでいる
一方オークション購入品
なんかズレています。
続いて気になったのは背面のラベル
右のオークション購入品はラベルがズレています。
シリアルナンバーも刻み込まれている純正品に対して、オークション品は印刷されていました。
思い切ってバラしてみる
もうこの時点で99%偽物だと確信していたので、バラしてみることにする。
ラベル下にネジ穴があると予想して剥がしてみた
右のオークション購入品にはネジ穴が2つあったが、左の純正品には無い。
ネジを外してオークション購入品を開けてみる
アウトー
真ん中のSの端子がただの飾りです。
たぶんSの端子は安全に充電できるようバッテリーの温度とか監視する端子ですが、どこにも繋がっていません。
なんかそれっぽい構造はしているが、最低限充電できる機能しかないと思われます。
手持ちの純正品は開け方がわからなかったので、開けませんでした。
怪しい品には手を出さないようにしましょう。
たぶん充電はできるのだろうが、バッテリーが壊れたりしたら嫌なので使わずに捨てます。
1000円で良い勉強させてもらいました。
リチウムイオンバッテリーは扱いを間違えると爆発や発火等するので、専用に作られた充電器以外は使わないほうが良いです。
今回のように純正品として売られていても、偽物のケースもあるので、充電器を購入する際は信頼できる店で購入しましょう。