現在VALUE-DOMAINでは今年二回目の大規模なDNS障害が発生しています。
最近は多くの人がサイトの運営でお金を得ています。ほんの数時間のDNS障害でも人によっては大損害です。
私の収益への影響は小さいですが、少なからずお金を生み出しているサイトの障害は精神衛生上よくないので、今後に備えてネームサーバーに移転することにしました。
これから紹介するのは月々630円程で有料のネームサーバーを利用する方法です。
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さくらインターネットのDNSに乗り換えます。
さくらインターネットは国内では間違いなく一番多くの台数のサーバーを扱っているレンタルサーバー会社なので、技術力はまちがいありません。
停止しては困るサイトのドメインのネームサーバーをさくらインターネットに変更します。
有料ネームサーバーの費用
さくらインターネットには有料のネームサーバーレンタルがありますが、10ドメインで月額1080円(初期費用1080円)とそれなりの値段になります。
VPS(仮想レンタルサーバー)レンタルを利用すると5ドメインまで無料でネームサーバーが利用でき、VPSのレンタルは月額629円~と安いので今回はこの無料枠を利用します。
DNS移転の流れ
移転の簡単な流れです。
1,アカウント発行(さくらの契約をする)
有料ネームサーバーか、VPS512以上を契約します。
私の場合、さくらのVPSの契約をしているので、無料枠を利用しました。
2,さくら管理画面上でDNS設定
管理画面上でドメインを追加して、ゾーン設定を行います。
ゾーン設定の例を紹介します。
サーバーはs1.coreserver.jpで、ドメインがwww.astro.jpの場合
上記のように入力して「新規登録」します。
値の最後に.(ドット)を入れるのをお忘れなく。
上記例でドメインがastro.jpの場合は「エントリ名」を空欄にします。
続いてメールサーバー(MX)は以下のように設定します。
値は「10 s1.coreserver.jp.」となっています。10とs1の間にスペースを入れることと、最後にドットを入れることをお忘れなく。
ゾーン設定が終わったら最後に「データの送信」を押さないと設定した値が反映されないので注意しましょう。
ゾーン設定の詳細な手順はコチラもご確認ください。
3,ネームサーバー設定の変更
VALUE-DOMAIN管理画面上でネームサーバーの設定を変更します。
ドメイン一覧から該当ドメインの「NS」をクリック
さくらのネームサーバー「ns1.dns.ne.jp」「ns2.dns.ne.jp」を入力します。(大文字/小文字の区別なし)
以上でドメインをVALUE-DOMAINで管理したまま、さくらのネームサーバーに切り替え完了です。。が、停止して困るサイトならレンタルサーバーごと他社に乗り換えたほうが良いでしょうね。
オススメはXサーバーかさくらのレンタルサーバー(スタンダード以上のプラン)です。